私には1人の息子が居ます。地方出身の妻が大切に、大切にお腹の中で育て、無事産まれて来てくれた息子、オギャ〜と泣いた時は(スマホ越しですが…。)大変神秘的なものを感じたのを覚えています。現在、1歳と半年を過ぎましたが、少し思い出に浸りながら子育てパパについて考えてみようかと思います。
◆妊娠中
妻のつわりは表立っては無かったのですが、代わりに食欲旺盛で、しょっちゅう食べ物を口にしていました。びっくりドンキーのハンバーグやライスをぺろり、そんな感じで栄養分を息子のために提供していました。そんな妻のお腹で、たまに寝返りを打ったり蹴ったりするのを、見て・聴いて楽しんでいたのを思い出します。意外と、「うにゅ〜」と動くので、少し目を離すと気づかないのですが、お腹に耳を済ませると、手足の感触を感じられたりしました。
妻は里帰り出産でしたので、大事をとって会社から有給取得を早めに頂き、8ヶ月目頃には実家で安静にしていました。妻の実家のため、炊事・洗濯全般甘えることができましたし、何より子育てのプロが近くにいることが一番良かったことと思います。私は東京で一人寂しく独身生活に近いものを感じておりましたが、仕事に熱中し、旧友に会って父になる(=パパになる)ことを相談したりする生活を送っていました。正直、妻とお付き合いし結婚、子供を授かるまでの期間は6年間という月日が流れておりましたので、子供がいる生活を味わってみたいとワクワクしていたので、特に不安はありませんでした。でも、パパになるということがどんなものかは分からず、どんな心構えが必要かも、この時点では備わっていなかったということは過言ではありません。
◆出産〜乳児期
今でも覚えています。「オギャ〜」という泣き声、新たな生命が、私達の息子が、無事産まれた事について、義姉のスマホ越しの動画を見て、身震いした事を思い出します。神秘的なこともそうなのですが、陣痛が始まってから約20時間、居心地の良いお腹から出て来ず、その間妻は大変な思いをした様で、私が表現できるほどの文才はないため、想像を絶する戦いだったとだけ残しておきます。妻も息子もよく頑張りました、感謝しかありません。
産まれた翌日は、仕事が忙しいにも関わらず、プロジェクトメンバー、ならびにお客様の温かいお言葉に甘えお休みを頂き、息子に会うことができました。ドキドキ、ワクワク、少しの緊張感があったのを覚えています。実際に会うと、なんだろう、親バカですが可愛い顔をしていました。
初めての抱っこ、慎重に慎重に抱き上げるのですが、首が座っていないのと、落としちゃったらと思うと本当に怖い。でも看護師さんは慣れっこで、よいしょっと意外と大胆にだっこしていきます。そんな雑で良いの?という感じですが、さすがにプロ、泣き止ませるのもお上手でした。
退院後は、生活が息子中心に変わっていきます。大きな口を開けて泣く息子の様々な要求(おっぱい、オムツ替え他)に応えていきます。日中帯は体力的に問題ないのですが、夜間帯は夜泣きをして、落ち着かせるのに苦労しました。私も妻が疲労困憊・寝不足の時は抱っこしてあやそうと挑戦するのですが、やはりママが良いのでしょう、全く泣き止まずギャン泣きに発展、結果、ママが出動という日々が多かったと思います。
#時たま不機嫌で私に対して当たりが強い時もありましたが、そこはグッと我慢して妻をたててあげること、それは子育てで実は一番大事なのかもしれませんね苦笑
息子は成長曲線とほぼ同じスピードで首が座り、寝返り、ハイハイができる様になり、幼かった息子がいつか親離れしてしまうことを考えると少し寂しい気分になりますが、大切に大切に育てて行こうと思います。