【2歳児】毎日元気に登園していた保育園、突然来る登園拒否の理由と対処法をご紹介します

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つい最近まで元気に保育園に登園してたはずなのに、来たる朝突然、息子本人から「保育園行かない」と訴えかけられました。
無理矢理にでも連れて行こうとしても、これでもかというぐらい泣いて・泣いて・泣いてしまったので、「一日ぐらいは良いか」と思い、お休みをさせてしまいました。
しかし、その翌日、翌々日の朝も保育園に行く気持ちは折れ、連日で保育園をお休みさせることになってしまいました。

子どもは、保育園を休むことが決まると元気になるのですが、親としては、心配になる気持ちと、いつまでも仕事を休むわけにもいかない気持ちとがぶつかり合い、甘やかして良いのか、無理矢理連れて行くべきなのか毎日、相当悩みました。

今回、登園拒否初日から安定するまでの状況と考察から具体的に導いた、登園拒否の理由と対処法をご紹介させて頂きます。

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はじめに〜子どもの状況と環境〜

子どもの状況

当時の年齢は2歳と8ヶ月、保育園に通い出したのが、2歳と3ヶ月だったので、登園拒否は大体「5ヶ月程」で始まりました。
それまでは、保育園に元気に通い、帰ってからはお友達のお名前や遊んだお話をしてくれました。
就寝は大体20時〜22時の間、起床は6時〜7時の規則正しい生活を送っていました。
但し、Youtube動画やDISNEY DELUXEが好きで、夢中になると夜遅くまで見てることがあり、その際は朝から眠そうでした。

環境

保育園に通い出したのは、丁度新居へ引越した後のことでしたが、同じタイミングで自動車を納車したため、移動の幅が拡がり、毎週末、欠かさずお出かけをしていました。
パパは基本自宅でテレワーク、保育園から帰って来てからも少し残業をする生活、ママは出社勤務(時短)です。

登園拒否が始まってから現在に至るまでの状況

初日

朝目が覚めてから、急に「保育園行かない」、「お家にいる」と言い、しばらく泣きじゃくりました。
イヤイヤで力も強く、服も着替えられない状態で保育園への登園を断念。

二日目

初日と同様の状態が続き、保育園をおやすみしました。テレワークしながら息子の面倒を見ていました。
時折、寂しそうに膝の上に座り、甘えん坊でしたが、翌日以降も同様な状態が続くことへの不安がつきまとう1日でした。
このタイミングで園長先生からご連絡を頂きます。目頭が熱くなり、明日からはきちんと息子と向き合おうと決心した日です。

三日目

「保育園に行かない」、「ママもお家」、「ペロペロキャンディ(チョコのこと)」と言いながら泣き、保育園に行かないと頑なでした。
最終的には、サッカーボールチョコに釣られる格好で家の外に出、電動自転車に乗りながら保育園向かうも、入口が見えると泣きじゃくり猛抵抗、力が強くまた登園できないかと諦めかけていたところ、保育士さんが引き取ってくれました。
流石プロ、泣いていてもお構いなしであやしつつ中に連れて行ってくれました。

四日目

「保育園行かない」からはじまるも、サッカーボールチョコを食べながら少しずつ保育園に行き始めるようになりました。
夜中に「抱っこ」「赤ちゃん」と言い起きることがあり、少し繊細になってました。

五日目

四日目同様、「保育園行かない」と言ってましたが、サッカーボールチョコを「お守りにしていこう」というと、張り切って登園準備をし、手に握りしめて登園し始めました。

六日目〜十日目

口癖のように「保育園行かない」と言いますが、サッカーボールチョコを貰えると分かると、気持ちを取り直し登園してくれました。

十一日目〜十三日目

「保育園行かない」に加え、「お腹痛い」、「ねんね」、「明日」と言葉巧みに保育園に行きたくないメッセージを発してました。
大好きなテレビを見たり、ベッドで横になりお話をし、大好きなチョコを見つけ気を取り直して登園できます。
夜は、「イヤー」と言いながら夜泣きをすることもありました。
この辺りから徐々にまた登園拒否気味になります。

十四日目

「怖い」と言って大泣きをし、電動自転車に乗っても泣き止まず無理矢理降りようとするので、保育園をお休みすることになってしまいました。

十五日目

「保育園行かない、お家でねんね」と言ってましたが、「パパとママと一緒に頑張ろう」と声をかけて、サッカーボールチョコを食べてなんとか登園できました。

十六日目以降〜現在(2021年1月)

行きたくない気持ちはごくたまにあるようですが、保育園に行く前と帰って来た後の約束をしたり、息子のやりたいことを聴いて叶えたりすることで、息子自身で気を取り直して登園できるまでになりました。

登園拒否をする理由

保育園の園長先生曰く、3歳に満たない子どもにとって、両親と過ごす時間が一番幸せであり、保育園には楽しいことがいっぱいあることは知っているけれど、踏み出すには勇気が必要
その勇気を出せるように向き合って気持ちを盛り上げて行くことが必要だと教えてもらいました。

その後、子どもと向き合いながら考えた登園拒否の理由ですが、以下の通り挙げてみました。

【登園拒否理由】
A. 土曜日・日曜日・祝日に楽しい予定を詰め込みすぎている
B. お昼寝が不十分で疲れが溜まっている
C. テレビが見たい/遊びたい
D. イヤイヤ期が続いている
E. 赤ちゃん返りをしている

一つ一つの考察は以下のとおりです。

【考察】
A. 土曜日・日曜日・祝日に楽しい予定を詰め込みすぎている
 動物園、水族館、ディズニーランド、温泉、デパート等、楽しい施設に毎週のように行って
 いました。
 両親ともにめいいっぱい遊べることもあり、家族と過ごす楽しい時間が焼きついていたのかも
 しれません。でも、これが直接な原因かというと違うものと考察します。

B. お昼寝が不十分で疲れが溜まっている
 ①に連動し、お昼寝は自動車の移動時間中だったり少し抱っこで眠る程度になってしまい、
 疲れが溜まってしまったのはあると思います。
 保育園も、午前午後それぞれで遠くまで歩いて公園に行き遊んだ後も歩いて帰るという、
 大人でも結構疲れる道のりを自分の足で歩くようです。
 疲れが溜まり眠い中で頑張ってるものの、それ自体が相当疲れるので堪えたかもしれません。
 代わりにといってはなんですが、夜は早めにぐっすり眠ってくれる印象ではありますが、
 お昼寝時間ふくめるとトータルでは睡眠不足は否めません。

C. テレビが見たい/遊びたい
 地上波の放送はあまり見ず、ディズニーデラックスやYouTubeをよくみるようになっていました。
 おもちゃで遊んでいても急に思い出したように「ビービー(=テレビのこと)見たい」と言って
 夢中で見ます。夜もキリが悪いと中々寝ず、寝るよと言っても泣いてしまい終わりが見えなくなり
 がちで、これも結果、睡眠不足に関連するものだと思います。

D. イヤイヤ期が続いている
 イヤイヤ期は2歳がピークと言います。個人差はあるので、長くても4歳までのようです。
 息子は2歳前半でイヤイヤ期かなと思う時期がありました。
 おもちゃ売り場に行ったら買うまで泣き止まなかったり、一回嫌なことがあると、代替案を言って
 も全部嫌って言われてしまってましたが、だいぶ落ち着いてました。
 全く関係ないとは言えませんが、可能性は低いかと思います。

E. 赤ちゃん返りをしている
 保育園に0歳児が入園し、その子がよく泣いていたそうです。赤ちゃんなので泣くのが仕事、
 当たり前の出来事ですが、息子にとっては赤ちゃん返りのトリガーだったのかもしれません。
 「赤ちゃん」、「抱っこ」と良く言っていました。両親と離れることが寂しくなり、甘えたくも
 なり、普段より一層一緒にいたかったのでしょう。
 パパがテレワークで息子の面倒を見ていた時も、時折寂しそうに膝の上に乗っかって来てくれました。
 これはこれで小さい息子との人生の中で大切な思い出にはなりました。

上記考察から、結論は以下の通りと考えました。

【結論】
保育園や週末遊び疲れの中、赤ちゃん返りが起こってしまい、両親と居たいと思う気持ちがより一層
強まったのだと結論付けます

対処法

登園拒否の理由(考察)は上述の通りですが、対処法は単一ではなく複合的です。
そのため、子どもと向き合うことを基本の軸とし、以下対処法としてご紹介させて頂きます。

【対処法】
F. 向き合って気持ちを聞く
 一時的にでも、「保育園行かない」「怖い」などの言葉を発せば、両親が思わず「可哀想だな」と反応
 することを子どもは知ってます。とても頭が良いです。
 一方的に、「保育園に行くよ」と言いたい気持ちを一度抑え、「なぜそう想ったのか」を聞いてあげて
 下さい。
 「なぜ?」と質問をしてあげることは、本人も発言した理由を考えてくれるようになります。

G. 勇気づける/モチベーションを上げる
 子どもが小さい時は、親が家にいれば連れて行かなくて良いものであり、子どもも親と一緒にいたい
 時期です。そのため、勇気を与えていきましょう。
 言葉は後述の通りですが、好きな食べ物やおもちゃを「お守り」がわりに渡してあげることも効果が
 あると考えます(例えば、サッカーボールチョコ)。

H. 家族みんなで頑張ろうと意識づけをする
 親は毎日お仕事に行きますが、息子にも「お仕事」だと伝え、一緒に頑張ろうと励まし合ってました。
 加えて、「必ず早くお迎えにいくからね」、「帰ったら大好きなテレビみようね」と言ってあげること
 で喜んでくれます。全ては家族が力を合わせれば乗り越えていけます。

まとめ

登園拒否が続くと親子ともに精神的に辛い日々を送ることになりますが、きっと神様が与えてくれた試練だと思いながらも、常に「向き合い」、「勇気づけ」、「家族みんな」で乗り越えていくことを地道に実施することが一番重要なことだと思います。
少しでもお役に立てばと思い、可能な限り具体的に表現しました。ご参考になれば幸いです。