令和2年早々、歯茎から頻繁に大量の血液が流れ落ちたため、心配になり2年ぶりに歯医者へ行ってきました。
歯医者へ行くと当たり前のごとく、「では、見ていきますね、上の奥歯から2、2、3、4・・・」とチェックされますが、特に点数(?)の説明もないですよね。
今回、歯科衛生士さんに尋ねて教えて貰ったことを纏めてみましたので、同様の疑問のある方は是非答えを持ち帰って行って下さい。
2、2、3、4・・・の正体
細い針状の器具で歯と歯肉の間を突っついて、2、2、3、4・・・と言っているものは、歯周病検査のことです。
具体的には、歯周ポケット、歯肉溝の深さ(ミリメートル)を測っています。
深ければ深いほど、歯を支える骨が溶け、最悪は抜歯の可能性ありと、とても「ビクビク」する検査なのですが、今までずっと、10段階の「虫歯の進行度合い」の点数とずっと勘違いしていました。もっと早く衛生士さんに伺っておけばよかったです。
歯周病とは
読んで字のごとく、「歯の周りの病気」を言い、歯周病の原因は以下の通りとなります。
・歯についた垢(=歯垢)が時間と共に硬くなった物が「歯石」、歯と歯茎の境目にできる。
・歯石になるとハミガキで取ることが困難、歯石が「細菌の温床」になる。
・さらに、「歯肉」を刺激する。
日々のハミガキは非常に大事ですが、個人で取りきることは困難ですので、歯科衛生士さんにお願いしないといけません。
また、常に歯石は溜まり続けていくため、定期的に歯科検診&歯石取りを実施していくことが重要とのことです。大体3ヶ月周期が良いとのことです。
私の点数はいかに
歯科衛生士さんが、タブレットを用いて2年前の歯周病検査結果と今回の結果を比較して見せてくれました。
2年前は2〜3を占めていた私の歯ですが、残念ながら悪い方に進行し、4〜5の数字がチラホラ…。
4〜6は、「中等度」ということで、長期の治療が確定しました。
歯科衛生士さんはプロで慣れっこなので、「う〜ん、治療すれば戻っていく可能性あるわよ」と言ってポジティブにさせようとしてくれるのですが、きちんと歯を磨いていたつもりの私は、正直「マジか…。(orz)」という気持ちでした。
歯周病検査の後の流れ
歯周病検査の後は、歯石取りを実施し、治療方針の説明を受けます。
■歯石取り
歯周病とは別に、虫歯有無や虫歯箇所の特定を行うために、「歯石取り」をして貰います。
先端が細い器具で「カリカリ」されるのですが、歯ブラシでこするより痛い。
終わると、歯周病中等度以上は、血だらけになってしまいますのできちんと口をゆすぎます。
■治療方針の説明
虫歯が3箇所に加えて歯周病中等度の治療が必要とのことでした…。
・虫歯治療
大体一本当たり1日、つまり3本なので3日かかるプランを受領
・歯周病治療
前歯から奥歯にかけて左右で3日、下の歯もあるため計6日かかるプランを受領
最大で6日間、長丁場ですが2年前の治療から定期的に通わなかった私が悪いので仕方ありませ
んが、痛いのと器具の「キーン」という音が嫌です。
領収書
医療機関の金額は、高いのか安いのかイマイチわからないのですが、ショックが大きかった分、安く感じた気がします。
これからの治療には多額の金額がかかりそうですが、ログとっていきます。
まとめ
歯医者で検査を受けている時の2、3等の数字の正体は、歯周病検査のことでした。
数字が大きければ大きいほど、リスクが高いため、定期的に歯医者さんに通うことをお勧めします。
歯科衛生士さん曰く、毎月は通う負荷が高いため、「3ヶ月周期」が宜しいみたいです。
大切な歯、守ってあげてくださいますと幸いです。